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血糖値が怖い母と娘のヘルシーおやつ奮闘録

読書感想:糖質制限の真実

 

 

ロカボの第一人者である山田悟氏の著書

 

糖質制限の真実

 

 

 

 

 

昔読んだのですが、再度読み直したので

気づきをいくつかシェアさせてもらいます

 

 

 

・日本人の6人に1人が血糖異常者、なんと40歳以上は3人に1人! 

・本当に怖いのは食後高血糖、これは自覚できないのが問題!

健康診断でわかるのは空腹時血糖、ただこれは糖尿病になる直前まであがらない

 

⇒健康診断の数値が悪かったらそのまま再検査して、糖尿病の治療ってパターンが多いようです。予備軍ですよ、糖尿病にこのままだとなりやすいから食事や運動注意しようってわかれば良いのですが、検査上難しいのかもしれませんね。

1家族に、1人に1台血糖測定器をもつことが推奨されているようです。

 

 

 

・血糖を下げるホルモンはインスリンのみなのに、血糖を上げるホルモンはグルカゴン、成長ホルモン、ステロイドホルモン、カテコラミン、甲状腺ホルモンなど

これは飢餓との歴史が長かったことを物語っているようです

 

しかし文明の発達において、現在は糖質がだぼつきやすくなっていると著者は述べてます

 

 

 

 

・妊娠糖尿病が増えているわけ

要因は、2010年に診断基準が厳しくなったこと、そして少子高齢化に伴い高齢出産が増えたこと

 

欧米での治療はゆるやかな糖質制限が主流だが、現在日本ではカロリー制限が主流

カロリー制限することで赤ちゃんの低体重につながる場合も・・・

 

 

⇒妊娠すると無性に甘いものが食べたくなったのを覚えています、今思えばたんぱく質不足だったのかもしれません(別著で今後記載予定)。

また、誰も糖質制限について話すことはなく、“バランスよく食べてください”そう指導されていました。病院によっても違うかもしれませんね。

 

 

 

・白米よりもチャーハンや卵御飯の方が血糖は上がりにくい

糖質以外の栄養は血糖上昇の抑制に働く!脂質、たんぱく質、食物繊維・・・

⇒ではパンにもバターやオリーブオイルを塗ったほうが良いのか!惣菜パンやサンドイッチの方がよいのか?!炊き込みご飯の場合は?食パンの材料の中に卵やバターも入っているではないか!といろんな疑問がでてきます。

これは次回の調べ学習で投稿します

 

 

 

・貧しい国ほど糖質が多い食事となりやすい(穀物が安価)

そのため今後貧しい国で糖尿病や認知症が増えることを危惧

⇒食事は文化でもあるので、他国でのロカボ食、糖質制限食はどんなものなのか興味ありますね。

またそういった貧しい国で暮らす人々が、知識を得たうえで糖質とどう付き合っていくのかが今後の課題でもあるかもしれません。

 

 

 

・反応性低血糖

やせている女性で手がふるえたり、気持ちが悪くなったりすることがある。

これはインスリンの過剰分泌によるもの

高糖質のものを食べ、高濃度のインスリンがのこって症状がでている状態。

症状がでた場合は糖質を食べることが必要だが、そもそも普段の生活で糖質の摂取を控えることが重要

 

⇒これを読んだとき、まさに昔の自分!!!!と思いました。

自分が20歳前半のころ、よく職場で朝のミーティング中に上のような症状がよくあったんですよね。当時はそれがなにかわからなくって、周りにも迷惑をかけることもあったから仕事がしんどくなった覚えがあります。

そういった日の朝ごはんはおにぎりだけとか、菓子パンとか、今では考えられないメニューです(笑)。

 

 

 

 

 

1冊を通して、糖質制限について現在の研究をもとに一般人でもわかりやすく説明してくれる本です。

ゆるやかな糖質制限については賛否両論あるので、どちらの意見や論文等もみて自分なりの判断ができればと思いました。

 

ちなみに私はロカボ実践中です。厳密に糖質量をはかっているわけではありませんが、この生活を続け、体の調子は良い方だと思います。健康診断もオールAです✌

 

ただ食事での糖質を過剰に制限しがちになりやすい、脂質を過剰にとってしまいやすい、低糖質のものではあるがおやつをやめられない、といったことも実感としてあります。まだまだ勉強不足です^^

 

たのしんで学びましょう♪